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田中正勝委員
公明党の田中正勝でございます。この度は地域の安全安心、最も大切な住民の暮らしを守る角度から、久留米JR荒木駅周辺のダイオキシン及び農薬問題について、生活、住民
そして弱者の目線で現場第一主義の庶民の代弁者の公明党として、原点に立って質問してまいります。資料を要求いたしております。一つ、久留米JR荒木駅周辺図と三西化学工業に係わる農薬汚染問題の経過についてであります。取り扱いをよろしくお願いいたします。
後藤元秀委員長
資料が配布されましたので、田中正勝委員、質疑を行ってください。
田中正勝委員
まず初めに、三西化学工場跡地は面積が一万六千平方メートル、この三西化学工場跡地の汚染についてまず伺います。
今月の九月二十八日、地元荒木町の荒木コミュニティーセンターで住民説明会が実施されました。この跡地から、調査の結果、ダイオキシン、BHC、CNP、PCP、は基準に対してすごい倍率が出たと昨年から引き続き伺っていますが、最高倍率でそれぞれ何倍だ
ったのかをまずお伺いいたします。
北原環境保全課長ダイオキシンについては百二十倍、それから農薬でありますBHCに当たっては千四百六十一倍、CNPは二千百倍、PCPは二百六十六倍でございます。
田中正勝委員
この最高の基準値に対する倍率を見ただけでも、ダイオキシンが百二十倍です。
BHCに当たっては千四百六十一倍、CNPに至っては二千百倍、PCPに至っては二百六十六倍という大変な数値が、恐らく何十年もその地域に汚染し続け、今もそうであろうかと思います。

ちなみに、ダイオキシンについては腐らないし、分解もしませんね。焼却処分するしかないと言われておるわけですが、私はこの汚染問題を改めて考えてみたときに、三西化学工業株式会社が何十年も操業を続けた、この操業当時は昭和三十六年でありますが、これは農業基本法がスタートした、農業が近代化に向かって進み始めた年でもあります
特に農作業の省略化が期待できるこの除草剤、枯葉剤、これは私どももベトナムの枯葉剤については非常に強く心に残っております。あの双子の問題等含めてですね。この除草剤は全国から需要があって、それにこたえるためにこの工場では最盛期には一日に四千ケースから五千ケース、トン数でいえば百トン、百二十五トンが製造、製品化されたとも申します。
JR荒木駅の引き込み線、実は私は教員のスタートの赴任地がここだったんです。よくその地域に遊びに行き、その場で引き込み線に製品化された製造されたものが積み込まれる場面を目の当たりにしてきた一人として、私は実感として今訴えているわけです。その引き込み線で、袋やケースが破損したところから、随分線路上に、恐らく除草剤か農薬が漏れていたんでしょう。スコップで従業員が集めていた部分を私は今思い出します
そこで、薬務課に質問します。毒物劇物取締法の観点からお伺いしますが、三西化学工業の前身である三光科学が操業した当時、薬務課が指導されていたのはなぜですか
今地薬務課長 
三光科学が劇物であります農薬を製造しておりましたことから、毒物劇物取締法を所管いたします当時の衛生部薬務課が指導してまいりました。なお、この当該製造所でございますけども、資料にございますように、昭和三十八年九月に三西化学工業に引き継がれまして、昭和五十八年七月に廃業ということになっております。
田中正勝委員
今課長がお答えなさいましたけども、県は薬物であることを認識していたということで
確認ですが、どうでしょうか。
今地薬務課長
毒物劇物取締法で定める農薬であるということを認識しております。
田中正勝委員
明らかにここでは劇物らしきものが製造されていたという確認でございます。
薬務課長にお尋ねしますが、当時、薬務課は住民からの農薬飛散に対する苦情を受けて
この業者に対してどのような指導を行っていたのかお伺いいたします。

今地薬務課長
この工場につきましては、農薬を科学的に製造する工場ではございませんで、合成された農薬を外部から受け入れまして、粉剤等に製剤化する工場として稼働しておりました
この工場内外の農薬飛散防止の改善指導につきましては、毒物劇物取締法の施行規則というのがございますけども、この中で一応規定されておりまして、この製造作業を行う場合は、コンクリート、板張り、またはこれに準ずる構造とするなど、そのほか毒物または劇物が飛散し、漏れ、しみ出、もしくは流れ出、または地下に染み込むおそれのない構造であること、それから毒物または劇物を含有する粉じん、蒸気または廃水の処理に要する設備または器具を備えておくことと定められてございまして、具体的には、生産方式を開放式の粉砕法により密閉した手法に変更させて、農薬粉じんの発生の減少を図ったり、あるいはバックフィルターやエアコレクター、あるいはベンチュリースクラバーといいまして、洗浄機、一緒に粉じんを入れて、洗浄して中で水で落とすといった方法などによりまして、そういったものを設置いたしまして、集じん能力の向上を図るなど、改善指導に努めてまいったわけでございます。
田中正勝委員
もう回答は簡潔でかまいません。時間がありませんのでですね。
今、課長が答弁されましたように、この場所というのはコンクリート張り、板張り、これに準ずる構造です。また劇物が飛散、漏れ、しみ出、流れ出、また地下水に染み込むおそれのない構造であることは施行規則であえてうたわれているわけです。ということは、この場所ではかなりの飛散、そして漏れ、地下水に染み込んだおそれが想定されますが、今の課長に聞くことは本当に申し訳ないんですが、その点についてはそういうことがあったと、想定でかまいませんが、どう思われますか。
今地薬務課長
構造的にはこういう構造で作られていると思いますし、廃水設備等につきましても必要な規則が設けられておりますので、それにのっとってされております。あるいは循環式に改善されているとか、そういうこと等ありますので、そういったこと。それから粉じん等につきまして苦情等ございましたので、昭和三十八年から四十四年にかけまして、二十四回の立ち入り検査を実施して確認しておりますし、その機能についても実際に点検をしているというようなことで、一応そういったことについては改善指導してきたと思っております。
田中正勝委員
私はしみ出があったのかどうかということを聞いたつもりでございますが、それはそれとして、当時相当な苦情が地域住民の方々からはあったと、県のほうにも、ここにある私がお持ちいたしております上下の厚い二冊の中をある程度読みました。県の薬務課、ゆくゆくは衛生部、そして今の環境保全課にその都度苦情が来ているわけでございます
今おっしゃったような指導されたにもかかわらず、私はその効果が疑われるわけでございますが、効果があったと思いますか、どうでしょうか。
今地薬務課長
先ほどちょっと答弁させていただきましたけども、
これまでの立ち入り検査等によりまして、改善状況を確認しておりますし、その設備のことにつきましても、ずっと改善指導してきておりまして、この改善の効果は工場内外の大気調査等によっても確認されておりますので、改善効果はあったと考えております
田中正勝委員
じゃあとについては、環境課のほうと部長には最後にお答えいただきたいと思いますが
今の薬務課の件に関しては、住民の苦情が何回も何回もあった中、件は継続して詳細な検査、指導を私は行うべきであったと思います。
引き続き、環境課に質問させていただきます。環境課にでございますが、三西化学工場跡地に農薬を埋めていたことは認められますか、どうでしょうか。
北原環境保全課長
三西化学工業及び三井化学に確認いたしまして、農薬が埋められているということは確認をいたしております。
田中正勝委員
この工場跡地に農薬を地下に、実は新幹線工事が昨年の九月、そのときまでは地域住民の智慧で、あそことあそことあそこには農薬が埋まっているはずだと、線路のところにここは確かに何かがあるはずだから調査をして欲しいという地域住民の方々が最後の勇気を振り絞って初めてそこを掘った時に、先ほどの検査数値の上に最高値が出てきたわけでございます。私はそのことを思いますと、その健康被害、そして環境被害が、特に健康被害についてはなかったとした県の見解について質問していきたいと思います。
JR荒木駅長メモなるものにどんな感想を持っておられますか、北原課長。
北原環境保全課長
駅長メモというものについて、私はちょっと承知をいたしておりません。
田中正勝委員
私は当時、勤めていた学校がすぐ隣でした。荒木駅長メモというのは、駅長が改札口に立つ、助役が立つ、駅員が仕事をされなくなったんです。マスクをする、目がしみる、のどが痛む、もうとても荒木駅の駅長としては仕事を続けるのに大変な事態になったんで、ずっとメモを残されていたんです。そして駅長官舎、助役官舎には住めなくなって
大牟田へ官舎から抜けていったという事実があるわけでございます。
委員長、引き続きいいですか。
駅長メモというのは、そういう現場へ足を運んでおられれれば、課長のみならず、どなたかがそのくらいの情報というのは耳にされていて、私は当然でなかったかと思います
次に、工場跡地の高濃度のダイオキシン類の汚染土壌は掘削除去するとされておりますが、一方新幹線工事現場では、基準値を超えた汚染土壌を全て掘削除去しているわけですが、工場跡地においても新幹線工事現場と同様の対策をとるべきではないかと思いますが、いかがでしょうか。
北原環境保全課長
工場跡地におきましては、その周囲を遮水壁で囲むことで、汚染された土壌及び地下水の流出を防止する方法をとっております。今後県と市の指導のもとで、三西科学及びその親会社であります三井化学が責任をもって対策を実施することとしております一方、新幹線工事現場では、土地所有者が異なり、遮水壁の設置による対策も困難であったことから、基準値を超える汚染土壌を全て掘削除去したものでございます。
田中正勝委員
これは強い要望でございますが、新幹線土壌掘削と同じような形をとっていただいて住民の不安を和らげていただきたいことを切にお願いを申し上げます。
対策期間が十年というのは遅すぎると思います。三井さんも責任の一端を担われて、八十数億をかけて、十年にかけてやるとされたんです。何もなければそこまでされなかった事実の証であるかと思いますが、私は地域住民の安全安心という観点からもっと短縮するよう、件及び久留米市は三井化学に強く指導すべきだと思いますが、この点についてお伺いいたします。
北原環境保全課長
高濃度のダイオキシン類の汚染土壌は、先ほど先生もおっしゃいましたように、掘削除去し、焼却処分することとされており、汚染土壌の焼却処理が可能な事業者が限られております。三井化学に対しては、受け入れ先の拡大の検討について指導をいたしております。このようなことを通じまして、対策期間の短縮については今後も努めてまいりたいと考えております。
田中正勝委員
工場跡地に隣接する土地についても、久留米市はこの四月に中核都市に移行したばかりでございますが、こういう久留米市の中核都市のスタートであるがゆえに、県は久留米市にもっと協力すべきであると思いますが、この点もあわせてお答えください。
北原環境保全課長
久留米市への支援の内容でございます。今年度は、新幹線工事現場の土壌汚染対策や跡地の詳細調査、跡地の対策計画の作成などを行っております。これらの作業に当たりましては、久留米市と十分に連携をとりまして、関係事業者を指導しつつ、内容の検討、住民への説明等を行ってまいりたいと考えております。
田中正勝委員
もう限られた時間ですので大急ぎでやりますが、じゃあ両部長にお伺いをいたします。
お渡しをいたしました資料に沿った中でもお話ししましたけども、実はこの工場跡地の横に二つの用水路があったんです。ため池もありました。足を運んでみると、跡地の周りからたくさんの健康被害を持った人が今回の調査以外のところで、ため池のそばであ
ったり、用水路のそばから、ここではプライバシーの問題もありますからいいませんが
大変な思いをして暮らしていらっしゃる方もおられたし、現在もおられるわけです。この昭和四十六年二月には地元住民から県議会に対して三西化学工場からの粉じんに対する誓願が出されました。採択もされているんです。その後も三西科学は昭和五十八年まで操業を継続いたしております。この間、県が厳しく三西科学を指導しておれば、今回までの汚染には至らなかった、私はそう思うところでございますが、そこで両部長にこれまでの調査や指導について、県の責任が十分に果たされてきたのかどうか、まず平田部長のほうからお伺いします。
平田保健医療介護部長
先ほど薬務課長もお答えしたところでございますけども、県としては、製造業者に対して、製造工程の改善の指導を行いました。その結果、環境調査でも改善が確認されているという状況があったわけでございます。また地域住民の方々の要請にこたえる形で、健康診断を延べ五回実施しておりまして、その結果として工場に起因する健康被害は認められないというような結論も得られておるところでございます。この件に関しましては、裁判の中でも因果関係を認めるに足る証拠はないという判決も出ておりまして、私どもとしては適切に対応してきたと考えております。
脊戸環境部長
ただいまの答弁とすこし重なるかもわかりませんが、当該の工場につきましては、操業以来関係法令に基づきまして、事業者への指導を行ってまいりました。また、周辺地域を含む環境調査や健康調査につきましても、数度にわたり実施をしてまいりました。このように県の対応は適切に実施をしてきたものと認識をしております。
ご案内のように、昨年度から実施をしております新たな調査や対策工事、これは平成十二年に施行されましたダイオキシン特措法等を踏まえまして、適切な実施を事業者に指導しているところであります。県といたしましては、この対策工事を着実に実施させる
また情報を適切に住民の方々に公開をする、こういったことを通じまして、住民の方々の不安解消に努めてまいりたいと考えております。
田中正勝委員
両部長の回答につきましては、とうてい納得できる答弁ではございませんし、悩める地域の一部かもしれませんが、その一部という方も、結局それは風評被害等を恐れられてのこともあったかもしれません、その他あったかもしれません。しかし健康被害がなか
った、因果関係がなかった。あるんです。このことについては納得できませんので、委員長、知事保留にことをお願い申し上げます。
後藤元秀委員長
ただいま田中正勝委員から申し出のありました知事保留質疑を認めることにいたします
なお、知事保留質疑は十一月七日に行う予定でありますので、ご了承願います。
田中正勝委員
ありがとうございました。
 
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